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整形外科
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2025.06.06
異所性睫毛 眼瞼内反症
目の痒みの原因は様々ですが、今回紹介する猫ちゃんは本来睫毛が生える位置でないところに睫毛が生えてしまっていることと、下瞼が目の方に内反している為に瞼の被毛が目に接触して痒みを引き起こしていました。 人の美容整形に似ていますが下瞼の形を整えてレーザーで不要な睫毛を脱毛しました。手術直後はダウンタイムで腫れて痛々しく見えますが、2週間もすれば腫れも引き目もぱっちりしています。 下瞼の毛がスッキリして目も少し大きく見えています。問題であった目の痒みもなくなり点眼も終了できました👏
2025.05.31
休診のお知らせ
こんにちは☀️きたなか動物医院からのお知らせです🐶 6/19(木)は終日休診といたします。 皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。内服等のお受け取りが必要な方は、お早めにご連絡ください🙇
2025.05.28
チェリーアイ(瞬膜腺脱出)
犬には瞬膜腺と呼ばれる分泌腺が瞬膜(目頭の瞼の下にある膜)の内側にあり、その瞬膜腺が腫れて目頭に赤い球のようなものが見えるようになる事があります。この状態をさくらんぼのように見えることから「チェリーアイ」と呼んでいます。 出てしまった瞬膜腺は軽度であれば押し戻すことも可能ですが、繰り返す場合や出て戻らないことも多く、手術になることが多い印象です。 手術方法は幾つかあるのでその子に合わせた最適な方法で行います。脱出が重度の場合は再発を繰り返すこともあるため、注意が必要です👀 目が赤くなるなど違和感を感じる場合は早めにお近くの動物病院にご相談ください👏
2025.05.02
こんにちは、きたなか動物医院です🐶休診のお知らせです。 5/24(土)午前(10時〜12時)5/29(木)終日5/30(金)終日 上記日程は休診とさせていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。内服等のお受け取りが必要な方は、お早めにご連絡ください🙇
2025.04.30
爬虫類の卵詰まり(卵塞症、卵胞鬱滞)
鳥類、爬虫類は哺乳類と異なり、卵で子孫を残します。卵が体内で形成され自然に出てくれれば良いのですが、卵が体内で詰まってしまい出てこれない状態になることがあります。こうなるとお腹が膨らんで苦しくなり、食欲も大きく減退します。 原因は多岐に渡り、産卵環境の問題、ストレス、生まれつきの骨格、栄養状態、初産など特定することが困難な場合も多い為、再発を予防することが難しく、重症化すると亡くなることもあります。 このレオパちゃんもお腹が膨らみ、食欲が落ちたことで来院されました。レントゲン上でお腹に大きな卵が確認された為、内科的に産卵を促しましたが排出されませんでした。 お腹を開けてみると、片方の卵管から卵が破れ出ており、腹腔内で炎症を起こしていました(卵墜性腹膜炎)。発達した卵胞も含めて切除し腹腔内を洗浄した所、2日後にはご飯ももりもり食べてくれるようになりました。
股関節脱臼
足の付け根にある股関節が脱臼してしまうことがあります。こうなるとうまく歩けなくなる為、初めは手で元に戻し固定することを試みますが、股関節周囲の靭帯が酷く損傷している場合や骨に異常がある場合は手術が必要になります。 動物種によりますが、基本的には外的要因(交通事故や落下など)で脱臼は起こることが多いです。ただし犬やハムスター、ジリスなどの齧歯類の一部では元々股関節が浅いことや、股関節の変形をともなうことで収まりが悪いことがあり、そういった場合は加齢とともに筋力や靭帯が弱ることで脱臼を繰り返すことになります。 脱臼してしまった場合に行う治療としては大きく分けて、非観血的な方法と観血的な方法があります。非観血的な方法としては脱臼を整復したのちに包帯で固定を試みます。脱臼が腹側か背側かで固定方法は異なりますが、半数で再脱臼するリスクがあります。観血的な方法としては手術を行います。当院では股関節に変形が少ない場合は人工靭帯で関節を再建するトグルピン法を、股関節の変形が酷い場合は再脱臼のリスクが大きい為、大腿骨頭切除術を提案することが多いです。 トグルピン法で整復を行ったトイプードルの症例です。トグルピン法の利点としては術後の機能が回復が早く、元の状態に近い運動機能の回復が見込めます。欠点としては人工靭帯が関節が安定化する前に切れてしまうと再脱臼するリスクがあります。 続いては大腿骨頭切除術を行ったリチャードソンジリスの症例です。大腿骨頭切除術では完全な機能回復は難しく、元の6-7割の機能維持に留まります。小型犬やエキゾチック動物等、体重の軽い個体であれば日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。 患者様ごとの股関節の状態で適切な方法を提案させていただきます。人工股関節を設置する必要がある場合は、本州の実施可能な病院を紹介させていただくこともございます。
2025.04.14
臨時休診のお知らせ
こんにちは、きたなか動物医院です🐶 平素は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。誠に急ではございますが、身内の不幸のため、4/16(水)は終日休診とさせていただきます。 既にご予約いただいている方には本日以降個別にご連絡差し上げますので、ご予約の変更をお願いいたします。 ご心配、ご迷惑をおかけすることになりますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします🙇 ※獣医師の診察はできかねますが、お電話は繋がりますので、継続治療をされている患者様に限り予防薬、内服等の受け取りは愛玩動物看護師による対応が可能です。
2025.03.18
犬猫の外耳炎
人と同様に犬や猫も外耳炎になることがあります。多くは皮膚に何らかのトラブルがある子で起こりやすく、中には異物による刺激や誤った耳のお掃除でなってしまう子もいます。 治療としては点耳薬が良く使用されますが、今回誤った点耳薬の使用で難治化した外耳炎の猫ちゃんが来院されたので紹介します。 2ヶ月前に耳を痒がるようすがあり、耳垂れもでていたため病院で外耳炎と診断され、2ヶ月の間ずっと点耳薬を使用していたが良くならないとの主訴で来院されました。慢性化しており鼓膜の状況も分からなかった為、耳の内視鏡を実施した所、点耳薬の成分が耳道内に固着しており、鼓膜が破れて鼓膜付近で炎症を起こしている様子がみてとれました。 耳道内を洗浄し、可能な限り綺麗にしたのが次の写真です。 洗浄後は点耳治療をやめて、内服投薬に切り替えたところ劇的に改善し、2週間で治療は終了としました。 今回の症例は中耳炎や内耳炎に伴う神経症状などはありませんでしたが、外耳炎からより耳の奥の炎症に発展することも多く、特に鼓膜に穴が空いている場合は点耳薬は禁忌です。 この症例以外にも異物や毛詰まり等、慢性化する外耳炎には理由があることが多い為、治療をしても2週間以上改善がない場合や繰り返す場合は一度詳しい検査をされることをお勧めします。
2025.03.07
こんにちは。きたなか動物医院です🐶 休診のお知らせです。 4月12日(土)〜4月14日(月)は休診とさせていただきます。 内服等のお受け取りが必要な方はお早めににご連絡ください。皆様には大変ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。🙇♂️
2025.02.24
猫の尿管腎臓結石
猫の尿管はとても細く小さな結石でもすぐに詰まってしまいます。こういった結石に対して外科的に摘出手術をすることもあれば、摘出が難しい場合にはステントや皮下尿管バイパス(SUB)システムといった人工尿管を設置することもあります。ただし人工尿管に関しては設置後の膀胱出血などの合併症の問題や、耐用年数が8年程と決まっているため、設置時の年齢によっては将来的に交換の必要が出てきます。そのため当院ではできる限り動物自身の組織を使用して尿管の修復を行うことを目指しています。 他の病院で一年前に尿管のステントを設置してそれが破綻した猫ちゃんのレントゲン写真です。腎盂に結石があり、ステントが腎臓まで届いていませんでした。摘出したステント周囲には結石が多数付着しており完全に閉塞していました。(青線が腎臓、黄色破線がステント、赤線が術前に設置した腎瘻チューブ、黄線が結石、緑線が膀胱になります) 膀胱と腎臓を残った尿管で繋げて、腎盂の結石を摘出しました。術後のレントゲン写真では腎盂の結石がなくなり、ステントも抜去していますが、ステント周囲に付着した結石が遊離した尿管に残っています。尿管は2〜3cm程度あれば膀胱と接続できるため、当院ではSUBシステム設置の前にこの方法を提案しています。ステント設置は結石の問題が将来確実に生じるため当院では行っておりません。 尿管の動きがステントの影響で悪くなっていたため心配はありましたが、術後は腎盂の拡張と腎数値の悪化は落ち着きました。 もしも腎泌尿器に関してお困りのことがありましたら一度ご相談ください🙇
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