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整形外科

前十字靭帯損傷・断裂

膝の中にある靭帯の内の1つである前十字靭帯が損傷もしくは断裂してしまうことでうまく歩けなくなる病気です。この病気は急激な負荷の強い衝撃や運動で起こる場合や、加齢にともない徐々に靭帯が弱ってしまった場合に起こり得ます。
明らかな負荷がかかり損傷した場合は、安静と保存的治療で軽快することもあります。しかし、5歳以降の体重の大きな犬が、前触れなく靭帯を損傷した場合などには靭帯自体が弱ってしまっていることが多いです。
このような場合には手術が必要になり、当院では、骨矯正により膝にかかる力の方向を変更する脛骨高平部水平化骨切り矯正術(TPLO)、もしくは人工的な靭帯の代替品を取り付ける関節外法(ラテラルスーチャー法)での治療を実施しています。

股関節形成不全(股異形成)

股関節形成不全は股関節に変形性関節炎を起こすことで歩く際に痛みを生じる病気で、程度の差はありますが、すべての犬種で起こり得ます。特に遺伝的に起こりやすい犬種としてゴールデンレトリーバー、ジャーマンシェパードドッグ、グレートデンなどの大型犬種が知られています。生まれた時は正常な股関節の形態をしており、単純なレントゲン検査では異常が見られませんが、股関節の緩みを見ることで早期に異常を発見することが可能です。
当院ではPennHip法という股関節の評価方法を採用し、4ヶ月齢からの早期発見が可能です。
治療としては、12ヶ月齢未満の成長期であれば予防的な骨盤矯正骨切り術が可能です。
12ヶ月齢以降は保存的治療やリハビリ療法を優先し、痛みが強い場合には大腿骨頭切除術などの相談もさせていただいております。

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    休診日:木曜午後、日曜日

    • 午前11:30までは予約優先(予約外診療も受け入れ可能)
    • 15:00から18:00までの間は基本的に完全予約制
      予約外診療は緊急症例(皮膚・予防診療以外)のみの受け入れ
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