ウサギさんの不正咬合を目にする機会が増えてきたので紹介します🐇
ウサギは犬や猫と異なる歯のつくりになっており、常生歯といって常に伸び続ける歯を持っています。そのため、固い牧草や葉野菜などを食べないと歯が磨耗せず、歯並びが悪くなる不正咬合という病気になります。不正咬合になってしまうとうまく噛めないため、牧草はさらに食べることができなくなり、歯がどんどん伸びてしまう悪循環に陥ってしまいます。下の写真は実際に不正咬合のウサギさんの歯の状態です。このウサギさんは伸びた歯が舌に刺さってしまい舌に穴が開いていました。頑張って痛みに耐えていたと思います😖
歯を切って正常な状態に戻してあげることで改善しますが、固いものを食べないと繰り返すため、日頃のケアや食習慣が一番重要です!
最近固いものを食べなくなった、涎が出ている、歯軋りが酷い、何度も歯を切っているが良くならないなど、気になることがありましたら一度ご相談ください。