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犬の腫瘍②(乳腺腫瘍)

年をとると動物も人と同じように癌にかかることが増えてきます。早くに発見できれば根治も見込める為、それぞれの動物の平均寿命の半分を過ぎたあたりからは定期的な健診をおすすめします。

今回はそのような癌の発見に少しでも早く気付けるように、当院に来院された小さながんサバイバーたちをご紹介していきたいと思います。

今回紹介する子は避妊手術を受けておらず、7歳くらいから胸にあったしこりが急に大きくなった為来院されました。

乳腺は腫れ、硬くしこりになっており血混じりの乳汁分泌が見られました。左右の乳腺両方に腫瘍が生じており、動きづらそうでもありました。

手術を行い、左右の乳腺の全摘出と避妊手術を行いました。術後の経過は良好で10日前後で抜糸を行い、終了としました。

当院ではワンちゃんの避妊手術は6ヶ月齢前後での実施をお勧めしています。その理由は女の子特有な病気である子宮蓄膿症と乳腺腫瘍の予防のためです。乳腺腫瘍は7カ月齢未満に避妊手術を行うとほぼ100%予防できます。初発情を終えた後は概ね毎年10%程度ずつ予防率は下がっていってしまう為、子供を考えた場合でも2〜3年以内には避妊手術を受けられることが望ましいと考えています。

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