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爬虫類の卵詰まり(卵塞症、卵胞鬱滞)

鳥類、爬虫類は哺乳類と異なり、卵で子孫を残します。卵が体内で形成され自然に出てくれれば良いのですが、卵が体内で詰まってしまい出てこれない状態になることがあります。こうなるとお腹が膨らんで苦しくなり、食欲も大きく減退します。

原因は多岐に渡り、産卵環境の問題、ストレス、生まれつきの骨格、栄養状態、初産など特定することが困難な場合も多い為、再発を予防することが難しく、重症化すると亡くなることもあります。

このレオパちゃんもお腹が膨らみ、食欲が落ちたことで来院されました。レントゲン上でお腹に大きな卵が確認された為、内科的に産卵を促しましたが排出されませんでした。

お腹を開けてみると、片方の卵管から卵が破れ出ており、腹腔内で炎症を起こしていました(卵墜性腹膜炎)。発達した卵胞も含めて切除し腹腔内を洗浄した所、2日後にはご飯ももりもり食べてくれるようになりました。

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