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橈尺骨の骨折

小型犬で多く遭遇するのは前足の骨折です。特に橈骨、尺骨という腕の骨が折れて来院される方が多いです。

骨折の治療では当医院は基本的にプレートやピンと呼ばれる金属のインプラントでの固定を行っています。骨折してズレた骨の位置を正しい位置に戻し、それぞれの骨格に合わせたプレートを設置して固定していきます。その際にプレートの位置、長さ、厚み等に問題があるとなかなか骨折は治りません。また自宅での安静、飼い主様の協力も不可欠です。

今回紹介する症例は自宅で再骨折をしたイタリアングレーハウンドちゃんで、力も強く安静が難しい子でした。1度目の手術後、順調に歩けるようになっていましたが、テーブルから落ちて再骨折してしまっていました。インプラントのプレートは破損し、一部が皮膚から露出している状態でした。

プレートの厚みを調整し、再度手術を行いました。自宅での安静をしっかりとしてもらったところ、骨は癒合し再度歩けるようになりました。プレートの厚みがある分、今後のリハビリをしっかりしないと骨がプレートに負けて細く弱くなってしまいます。飼い主様の協力の元、自宅でのリハビリを強化して骨を強くしていきます。

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    15:00~18:00

    休診日:木曜午後、日曜日

    • 午前11:30までは予約優先(予約外診療も受け入れ可能)
    • 15:00から18:00までの間は基本的に完全予約制
      予約外診療は緊急症例(皮膚・予防診療以外)のみの受け入れ
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      あらかじめご了承ください
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